団結!義務!宿命!


by maxhorn
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

<   2010年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧

第7話

 「トーアさん!!」
怒鳴り声と同時に体に電気が走ったかの様な感じがした。
 「畜生どうなってやがる!!」
べレンは驚いてバランスを崩し、空中から落下した。
 「べレン!!」
 「おいっ」
ハイナとソーラが同時にべレンの体を空中で抱きかかえた。
 「どうしたのよ!?」
べレンは何が何だか分からない様子だ。
 「トーアべレンさん!!聞こえますかー!?」
 「わっ!!」
べレンは体をビクっとさせて辺りを見回した。
 「何なんだ!?」
 「え?」
ハイナが聞き返した。
 「お前ら聞こえないのか?声が!!」
 「声?」
ソーラが眉間にしわを寄せた。
 「きっとあれよ、G.R.Nからの通信よ!!」
ハイナが言う。
 「通信?」
べレンが聞き返す。 
 「そうよ。言ってたでしょう?ツラガが。”トーアには特別なオーラが出ている。トーアによってそのオーラの濃度や質は違う。そして特定のオーラと一致する波動を使って、そのオーラが出ているトーアに生身のまま通信が可能だ”って。さっきツラガに通信した時も私はそうしましたっ。」
一瞬間が空いて、べレンが口を開いた。
 「じゃあG.R.Nのスタッフが俺に通信を?」
 「そうですよ。」
1人のG.R.N通信担当スタッフが話した。
 「口に出して話して。通信出来るわ。」
ハイナがアドバイスした。べレンは咳払いをして試みた。
 「ぁぁ…あ…トーアべレンだ。」
歪だ。
 「やっと応答してくれた。」
 「すまん、何が何だか。」
 「僕はG.R.N通信係です。ツラガからお聞きしました。暗黒大陸へ?」
 「あぁ。そうだ?」
 「6人全員が暗黒病に感染したらどうするおつもりで!?みんなで死にかけてしまったら誰がその暗黒草を採取するんですか!!」
怒鳴られたのでイラッときたべレンは怒鳴り返した。
 「ファグラッチェの王の場合、元々年寄りで、衰弱していた体だったんだ!!だから感染した死にかけてる!!だが俺達は健康、もといトーアだぞ!?感染してすぐには死にかけたりしない!!」
あまりに大きな声を出すものだから、べレンが発する見えないトーア独特のオーラが、一瞬真っ赤な炎となって具現化した気がした。
 「な…、どうしようもない推測で…」
 「うるさい!!俺達のやり方に口を出すな!!通信終わり!!」
べレンがそう言うと、向こうの声が聞こえなくなった。どうやら通信を遮断出来たらしい。
 「あーぁ、G.R.Nと気まずくなったぜ。」
ソーラが呆れ返るように言う。
 「次会ったら謝るのね。」
ハイナも同じく。
 「任務があるんだ。急ぐぞ!!」
一定の高度を保っていたべレンが暗黒大陸に向かい出したので、ハイナとソーラもそれにならった。



 「申し訳ありません。ご主人様。」
d0124271_21571329.jpg

ラグナロクの森でレラ坊達を襲った男が主人の前に跪く。
 「仕方あるまい。奴は武に優れておる。カッチュ卿を監獄から救い出す手助けをしてくれた事もある故、今回だけは見逃してやる。」
 「ありがたきお言葉。」
男は深々と頭を下げた。



 「ここはまずいぞべレン!!」
また通信がきた。
 「今度はロックだ!!」
上空を飛行していた3人はまた一定の高度に静止した。
 「今正体不明のものと交戦中だ!!大陸に一番近い無人島でだ!!早く来てくれ!!」
 「わかった!!今すぐ行く、待ってろ!!」
通信を切り、2人に状況を説明した。
 「大陸には6人で行くべきよ。」
ハイナが言う。
 「俺について来い!!」
べレンは急降下し出した。ハイナも続く。
 「あぁ…くそっ。」
ソーラも渋々それに続いた。


第7話 完
[PR]
by maxhorn | 2010-03-25 22:05 | 旧ストーリー

第6話

 暗黒大陸…そこに住む生き物の細胞は暗黒病ウイルスそのものである。ウイルスが大陸以外の生き物に空気感染すると、きっかり1週間で死に至るという。故に大陸に足を踏み入れた者は決して生きては帰れない…そう歴史には記されている。しかし暗黒草を用いた薬を施すと、みるみるウイルスは死滅し、死を免れる…これが本当なら誰かが大陸から生還しているのだ。

 上空をマッハで飛行し大陸に向かうべレン、ハイナ、ソーラ。モーターボートで大陸に向かうロック、ギア、コワック。暗黒草の存在と効き目を信じ、それを採取に向かうのだ。おそらく自分達も感染する。だが余分にそれを採取し持ち帰れば、ファグラッチェ国の王を救った後、自分達の死を回避出来る。ツラガにもそれを知らせ、1週間他の任務は断る事にした。どの道タイムリミットは1週間なのだ。
 「暗黒草は存在するわ。そんな気がする。」
ハイナが言う。
 「わずかな可能性だが、賭けるしかねぇな。」
ソーラが答えた。
 「大丈夫さ…。大丈夫なんだ。」
べレンはそう自分に言い聞かせた。そうであってくれと、神に懇願していた。



 「コイツっ」
不気味なマスクを被った長身の男、よもやトーア並みの体格の男。鋭いブーメラン状の武器を両手で2つ持ち、振り回してくる。アーブはそれをかわしつつ、隙を見てブラスターを発砲する。だが男は武器で跳ね返す。1度命中したようにも見えたが、見間違いだろうか。
 「レラ坊さん危ない!!」
男が隙を見て片方のブーメランをレラ坊向けて投げた。まずい、任務失敗!?
 「ふんっ」
なんとレラ坊はブーメランをかわした!!腰を後ろに曲げ、海老反りになって。
 「何だと!?」
男が無意識に叫んだ。てっきり暗殺成功かと…。
 「っ!?」
突然激痛が走った。胸か、頭か、首か?とにかく小賢しいボディガードに撃たれたらしい。男はその場にバタリと倒れた。レラ坊はアーブに近寄り、渇を入れた。
 「とんだボディガードだな。」
 「すみません。しかしすごい身体能力ですね。」
 「私を誰だと思っている。ラクシだぞ?」
確かに…納得だ。
 「さて早くここを…危ない!!」
レラ坊はアーブの頭すれすれに長い脚で蹴りを入れた。
 「わっ」
男が生きている。なぜだ?ブラスターの弾は心臓を貫いたはずだ。
 「貴様不死身か!!」
レラ坊はラクシが常備する2本のナイフををいつのまにか握っていた。
 「逃がさん!!」
d0124271_20291865.jpg

男はレラ坊に武器を振り下ろしたが、即座にレラ坊はブロック。そしてアーブが再びブラスターで狙い撃ちをした。
 「ぐをっ」
今だ!!レラ坊は男の首をはねた。
 「コイツには再生する時間が必要らしい!!逃げるぞ!!」
 「はい!!」
2人は今にも起き上がりそうな暗殺者を放置し、森を抜けるため、廃墟となった謎の施設を通過した。



 カッチュは小型ステルス潜水艇で、暗黒大陸に向かっている。かつての仲間の1人が住みついていそうな場所。ここしかない。暗黒草も、採取しなくては…。


第6話 完
[PR]
by maxhorn | 2010-03-21 22:04 | 旧ストーリー

おーひさしぶりでっす!!

どーも皆さん、覚えてますか?

ニクルマスターでっす!!

最近バンドとか忙しくて、ニクルだけでなくTFすら弄れていませんでした!!(泣

けど久々に作品を眺めてたら、ストーリー書きたくなってしまったw

ですから近いうちストーリーに進展ありですよお^^

では、少し不安なんで、閲覧した方、コメントお願いしますm(_ _)m
[PR]
by maxhorn | 2010-03-20 22:42 | 日記